自社設計物件。木造。
これまで、家のことをしっかり守ってこられた奥様をねぎらう気持ちで、ご主人から奥様へのプレゼントとしてのリフォームだったと思います。
長年大事に使われてきたキッチンに引導を渡すのは辛かったようですが、同じメーカーの最高級のしかも、職人さんの手づくりのものに決めていただきました。
対面部分の一部は、普通の素材では負けてしまうので、強化ガラスの棚を設け、上から照明でライトアップし、置物が際立つように設計しました。
仏壇入れも観音扉では、開いた時に邪魔になるし、危ないので、スライド丁番で扉が中に入り込むようにしました。
また、LDKにつながる和室も連続して見たときに一体感が出るように、現代和調に仕上げました。
長押をとって、珪藻土で仕上げ、扉の面材をLDKに合わせ、戸襖からガラス入りの折れ戸に変えました。
また、奥様がお茶の先生をしておられるので、その機材が綺麗に納まる収納を作りました。さらに広くするため広縁も一体化しました。