横浜市港南区で注文住宅を建てるなら、まず知っておきたいのは「区の真ん中を旧国境(武蔵と相模の境)が走り、丘と谷戸(やと)が入り組む」という地形です。港南区は1969年(昭和44年)10月1日に南区から分かれて誕生した区で、面積は19.86km²、人口は211,377人(2025年9月1日時点)と、上大岡を中心に多くの人が暮らす住宅地です。横浜市内全域で55年にわたり家づくりを手がけてきた北沢建設が、港南区ならではの土地選びと家づくりのポイントを解説します。
アイキャッチ画像:円海山から見た港南台(横浜市港南区) 撮影:妖精書士(パブリックドメイン)
港南区はどんな街?旧国境の分水嶺と、丘と谷戸の住宅地
港南区は、区の中央部を旧国境が南北に走り、西側がかつての相模国、東側が武蔵国という2つの国にまたがる区です。この旧国境は分水嶺にもなっていて、西側は境川水系、東側は大岡川水系に分かれます。区の南端の円海山周辺がもっとも高く標高約130m、上大岡駅北側の大岡川沿いがもっとも低く標高約7mと、区の中に大きな高低差があります。
交通は、京急線の上大岡駅、市営地下鉄ブルーラインの上大岡・港南中央・上永谷・下永谷の各駅、JR根岸線の港南台駅があり、上大岡駅は横浜南部の大きな交通の拠点です。港南台や日野、日限山などには、1970〜80年代の大規模開発で整備された戸建て住宅地が広がっています。
港南区で注文住宅を建てる際の土地選びのポイント
2026年の公示地価では、港南区の住宅地の平均は坪あたり約74万円で、前年から約2.8%上昇しています。駅ごとの平均(住宅地・商業地を含む)では、上大岡駅周辺で坪あたり約161万円、港南台駅周辺で約95万円、港南中央駅周辺で約77万円、上永谷駅周辺で約74万円、下永谷駅周辺で約62万円と、駅や場所によって大きく差があります(実勢価格は個別の土地条件により変動します)。
港南区は第一種低層住居専用地域の割合が大きく、区の面積の約47%を占めています(2017年時点)。この地域では、建ぺい率40〜50%・容積率80%といった比較的厳しい制限がかかっている土地も多いため、「敷地の広さに対して、どのくらいの大きさの家が建てられるか」を土地を決める前に確認しておくことが大切です。また、丸山台の地域まちづくりルールや、日野九丁目・港南富士見台などの建築協定のように、地域独自のルールがある住宅地もあります。
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丘の斜面は崖・擁壁、古い住宅地は道路と建物の年代を確認
港南区は、丘陵地を開発して市街地になった区です。開発の際に崖地も整備されましたが、場所によって確認しておきたい点が異なります。
丘の斜面の住宅地は、崖と擁壁の確認を
港南区には土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)が150区域指定されています(令和8年7月10日現在、神奈川県公表)。2026年3月には、神奈川県が港南区・金沢区・栄区で土砂災害防止法に基づく基礎調査の結果を告示し、区域を見直しました。土地を購入する前や建て替えの前に、最新の区域に入っているか、擁壁の種類や状態に問題がないかを確認しておきましょう。
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早くから市街化した住宅地は、道路の幅と建物の年代を
港南区の資料によると、区の北側は一体的な都市基盤が整う前に市街化が進んだため、幅4m未満の狭い道路が多く残っています。一方、南側は大規模開発で整備された道路が多く、狭い道路は比較的少ない状況です。幅4m未満の道路に面した土地で建て替えるときは、道路の中心から2m下がった位置まで敷地を後退(セットバック)させる必要があり、建てられる面積に影響します。
また、2013年時点の調査では、区内の建物の約46%が1981年以前に建てられたものでした。古い住宅の建て替えや中古住宅の購入を考えるときは、耐震性もあわせて確認しましょう。
浸水への備えも家づくりの段階で
区の資料では、大岡川分水路より上流で河川の浸水想定区域があるほか、大雨のときの内水氾濫が標高の低いエリアを中心に想定されています。横浜市が公開している港南区版のハザードマップで最新の想定を確認し、基礎の高さや設備の位置など、水への備えを家づくりの段階で検討しておきましょう。
北沢建設が港南区で選ばれる理由
横浜市内全域55年の実績
横浜市内全域で55年にわたり家づくりを手がけてきた実績があり、港南区のような丘陵地の住宅地から谷沿いの低地まで、エリアごとの地盤・地形の特性を踏まえた提案が可能です。
崖地・擁壁から地盤改良まで一貫して相談できる
高低差のある土地の擁壁・法面の工事から、地盤調査・地盤改良まで、家づくりと一体で相談できる体制を整えています。
建て替え・狭い道路の土地にも対応する自由設計
間取りや外観にとらわれない自由設計で、高低差のある敷地や変形地、狭い道路に面した土地での建て替えも含め、暮らし方に合わせた住まいづくりの実績があります。
迅速な対応力
急な相談や現地立会いにも柔軟に応じられるのは、地元工務店ならではの強みです。
➡ 横浜の注文住宅づくりの進め方|計画から資金計画までの5ステップ
港南区での北沢建設の施工事例
北沢建設が港南区で手がけた住宅の事例です。写真や詳しい内容は、施工事例のページでご覧いただけます。
お店の見栄えも考慮して作られた店舗兼住宅~SM邸/横浜市港南区
自社で設計した木造の、理容院を兼ねた住宅です。道路の拡幅に伴い完成まで5年以上をかけた物件で、バルコニーを広く取って理容院ならではのタオル干し場を確保しました。ベランダの壁を高くし、洗濯物がお店側から見えにくいように配慮しています。
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港南区で使える補助金・制度
港南区内で新築や建て替えを検討する際は、横浜市が実施する省エネ住宅の補助金や、がけ地の防災・減災対策工事の助成金など、各種制度を活用できる場合があります。制度は年度によって内容や受付期間が変わるため、着工の時期に合わせて最新の情報をご案内します。
よくある質問
Q. 港南区は注文住宅を建てるのに向いているエリアですか?
A. 上大岡駅を中心に交通や買い物が便利で、戸建て住宅地も多いエリアです。丘の上と谷沿い、早くから市街化した地域と大規模開発の住宅地で土地の条件が異なるため、土地の特性に合わせた計画が大切です。
Q. 港南区の土地相場はどのくらいですか?
A. 2026年の公示地価で、住宅地の平均は坪あたり約74万円です。駅ごとの平均では、上大岡駅周辺で約161万円、下永谷駅周辺で約62万円など、場所によって大きく差があります。
Q. 港南区の住宅地で気をつけたい建築のルールはありますか?
A. 第一種低層住居専用地域が多く、建ぺい率・容積率が低めの土地もあります。地域によっては建築協定や地区計画もあるため、土地を決める前に確認しましょう。
Q. 古い住宅地で建て替えるときの注意点はありますか?
A. 前面道路の幅が4m未満の場合は、敷地の後退(セットバック)が必要になることがあります。古い擁壁がある場合は、その状態も確認しておきましょう。
Q. 港南区以外のエリアでも相談できますか?
A. もちろん可能です。北沢建設は横浜市内全域で、新築・リフォーム・崖地や擁壁の工事などを手がけています。
まとめ|港南区での家づくりは地元密着の北沢建設へ
横浜市港南区は、上大岡を中心とした便利さと、丘の上の落ち着いた戸建て住宅地を併せ持つエリアです。一方で、丘の斜面の崖や擁壁、早くから市街化した地域の狭い道路、建ぺい率・容積率の制限など、場所によって押さえておきたいポイントも異なります。横浜市内全域で55年の実績を持つ北沢建設なら、土地の特性を踏まえた家づくりをご提案できます。
港南区での注文住宅をお考えの方は、ぜひ北沢建設へご相談ください。
➡ 隣の南区の土地の特徴は「横浜市南区で注文住宅を建てるなら|地元密着55年・北沢建設が教えるエリアの特徴と家づくり」をご覧ください。

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